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資金に対してのポジションサイジングを決める計算方法と考え方とは?

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FXのトレードのときのポジションサイジングってどうやって決めればいいのかな?

日々、トレードに励んでいるトレーダーの皆さんは
ポジションサイジングの決め方で悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

自分の限りある大切な投資資金のうちで、どの程度の割合の資金をトレードに費やすのか、
非常に判断に迷うところだと思います。

「資金に対するポジンションサイジングを決める何か明確な計算方法があれば…」

と考えることでしょう。

そこで、今回は自分の投資資金に応じた適切なポジションサイジングの決め方や
ポジションサイジングの考え方について解説していきたいと思います!

ポジションサイジングの概要

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そもそもポジションサイジングってなに?

ポジションサイジングとは、資金管理のことで、
自分の投資資金からどの程度の金額を1回のトレードに使うかを決めることを指します。

なるほど!
1回のトレードにかける通貨量を決めることだね!

そういうことですね!

ポジションサイジングはトレードで長期的に安定して利益を出していくためには非常に重要です。

FXで利益を出せていないトレーダーはポジションサイジングの設定をミスしており、
自分の投資資金に対する損失許容額より多くのポジションサイズでトレードを重ねて、
大きな損失を出してしまうパターンが多いです。

ポジションサイジングはなぜ重要なのか?

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さっきポジションサイジングは重要って言ってたけど、
なんで重要かもっと詳しく教えてほしい!

わかりました!

ポジションサイジングを正しく理解していないと、自分の大切な投資資金を守ることができません。

ポジションサイジングを理解していないということは、
自分がどれくらいの損失額で資金がショートしてしまうということを把握していないということになります。

ポジションサイジングが適切でないと1回のトレードに必要以上の通貨量を費やして、
負けたときに、最悪の結果、FXの口座残高がすべてなくなってしまうというようなことも起こりかねません。

また、FXで利益を出せていないトレーダーは、
トレードで負けてFX口座の残高が減ると必要以上にパニックになってしまいます。

その結果、トレードの損失を取り返そうとギャンブルトレードを企て、
さらに大きなポジションでエントリーをして、大きな損失を出してしまうという悪循環に陥りがちです。

適切なポジションサイジング能力を身につければ、利益を最大限に引き伸ばして、
損失を最小限に抑えることができるので、トレードのストレスを緩和できます!

ここで少し話が変わりますが、FXにはpips(ピップス)という通貨の共通単位があります。

FXは円、米ドル、英ポンド、ユーロ、豪ドルなどさまざまな通貨がありますが、
それぞれの通貨は通貨単位が異なるので、同じ目線で見たときにわかりにくいという点があります。

そこで共通単位であるpipsを導入すれば

  • 円が◯pips値上がり
  • 米ドルが◯pips値上がり
  • 英ポンドが◯pips値上がり
  • ユーロが◯pips値上がり
  • 豪ドルが◯pips値上がり

というように各通貨を同じ目線で見たときに変化量がわかりやすくなります。

また通貨ペアによって1pipが表す通貨量が違います。

  • 米ドル/円のペアの場合、1pip=0.01円
  • ユーロ/ドルのペアの場合、1pip=0.01セント

というようになります。

適切なポジションサイジングができているプロトレーダーは円、ドル、pipsのトレードチャートの形が
どれも同じような形になります。

しかし、利益を出せていないトレーダーは円、ドル、pipsと単位を変えてトレードチャートを分析してみるとチャートの形がどれも異なってきます。
これは、適切なポジションサイジングができていないことで起こる現象です。

ポジションサイジングが悪いと、たとえば、pipsのチャートの波形は利益を出しているように見えても、
ドルのチャートの波形ではパフォーマンスが悪く、
トレード全体として見ると損をしているということが起こります。

適切なポジションサイジングを決める計算方法・考え方

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ポジションサイジングの重要性は分かったから、
今度は具体的なポジションサイジングの計算方法と考え方が知りたい!

わかりました!
では、ポジションサイジングの計算方法と考え方について説明していきます!

ポジンションサイジングの計算方法・考え方の指針は以下の通りになります。

  1. 1回のトレードにかける資金はFXの全投資資金の1%以内か、多くても2%以内までにする。
  2. 利確ラインと損切りラインの幅を広く持ちたい場合は、ポジションサイズを小さくする。
  3. ポジションサイズを大きくする場合は、利確ラインと損切りラインの幅を小さくする。
  4. ポジションサイズは1週間に1回の割合で見直す。
  5. トレードで利益を出せるようになってきたらポジションサイズを増やしてみる。
  6. ポジションサイズを増やしてみて、トレードで負けが込むようになったら、
    ポジションサイズを小さくして元に戻す。
  7. ポジションサイズを増やしたことによってチャートの値動きに敏感になり、
    メンタルに影響が出るようだったらポジションサイズを元に戻す

このうち、最も重要なのが①になります。
1回のトレードのポジションサイズはいつ、どんな状況のときでも、
FXの資金全体の1%以内か、多くても2%以内の範囲に収めるようにしましょう。

資金全体の1%までにポジションサイズを収めようとすると、
FX全体の初期費用が100万円の場合は1回のトレードのポジションサイズは1万円まで、
初期費用が10万円の場合は、ポジションサイズは1000円までとなります。

このルールを徹底してトレードを続けられれば、
適切なポジションサイジングは9割方完成していると言っても過言ではないでしょう。

ポジションサイジング計算例

  FXの全体資金が100万円の場合   

  • 全体資金に対する1回のトレードの許容リスクの割合⇒1%
  • 1回のトレードの損失許容額⇒1万円
  • 最大損切りラインを1万円に設定

    →ポジションサイズは1万円まで

※ポジションサイズを2万円まで増やす場合、損切りラインを5000円に狭める。
ただし、ポジションサイズは全体資金の2%以内に収める必要があるため、2万円より大きくしない。

ポジションサイズの変更について

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ポジションサイズの変更方法に関して、
プロトレーダーと負けるトレーダーには明確な違いがあるので見ていきましょう。

プロトレーダーのポジションサイズ変更方法

プロトレーダーは毎週ごとにポジションサイズを見直します。
そして基本的には週の途中でポジションサイズを頻繁に変更し過ぎません。

また、トレードで利益を出しているときでも、
損失具合によってはポジションサイズを小さくする冷静さを兼ね備えています。

トレード戦略と相場がマッチしていると判断した場合は、利益を最大化するチャンスと捉えて、
ポジションサイズを大きくします。

そして、メンタルが悪いときやミスが多いときは取引を中止し、心身のメンテナンスに努めます。

負けるトレーダーのポジションサイズ変更方法

FXで負けるトレーダーはトレードで負けた直後に、損失を取り返そうと、
ギャンブル的にポジションサイズを増やします。

また、負けるトレーダーは1回のトレード結果に翻弄されて一喜一憂する傾向があるので、
トレード戦略と相場がマッチしていて、せっかく利益を最大化できるチャンスにも関わらず、
損失を極端に恐れて、ポジションサイズを増やしません。

ポジションサイズ変更のコツ

通貨の値の変動が激しくなったら、ポジションサイズを小さくしましょう。

逆に値の変動が小さい場合は、ポジションサイズを大きくして、利益の最大化を狙いましょう。
その際は、利確と損切りラインは低く設定し直しましょう。

また、ポジショサイズを増やすときは、2倍、3倍…と急激に増やすのではなく、
少しずつ段階を踏んで大きくしていきましょう。

FX口座の資金が減ってきて、焦りを覚えて自信をなくしたら、
デモトレードに戻って自信を回復するのも1つの手です。

ポジションサイズの追加について

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最後に、ポジションサイズの追加というテーマで話していきます。
有効なポジションサイズの追加方法は2種類あって、
ナンピン・トレードピラミッティングというものがあります。
ここでは、ナンピン・トレードとピラミッティングのそれぞれのトレード手法について解説します!

ナンピン・トレード

ナンピン・トレードはエントリーしてから、含み損が出ている状態のときにポジションサイズを追加して
損失を平均化して利益を出しやすくことを狙った手法です。

たとえば、1ドル110円のときに「買い」でエントリーして、
その後、予想に反して1ドル108円まで下落したとします。
そこで、最初のエントリー時と同じサイズのポジションを追加すれば、
1ドル109円まで値が戻れば含み損が消えて、110円まで回復すれば利益が出せるというカラクリです。

ナンピン・トレードは勝率が高くなりやすいというメリットがある反面、
資金管理が難しく、1回の負けで大きな損失を出すリスクがあります。

そのため、ナンピン・トレードはトレード前に2,3回など回数を決めて、
多用しないようにしましょう。

ピラミッティング

ピラミッティングは含み益が出ているときにポジションを追加して
利益を大きくしていくことを狙ったトレード手法です。

ナンピン・トレードとは逆の手法と言えるでしょう。

ピラミッティングは値が一方向に変化しているトレンド相場のときに有効なトレード手法です。
トレンド相場の流れに乗っていければ大きな利益を出せる可能性があります。

一方、レンジ相場など値の変動が不安定な場面では力を発揮できないというデメリットがあります。

ピラミッティングもナンピン・トレード同様、リスクのある手法なので、
使用する回数を数回に制限するのが望ましいでしょう。


また、 ナンピン・トレード やピラミッティングでポジションサイズを追加することを
前提とする場合は、
最初のエントリー時のポジションサイズを普段の半分にしておくことをオススメします!

まとめ

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この記事ではポジションサイジングに対する考え方や計算の仕方を述べてきました。

ポジションサイジングを適切に行うことは、
あなたの資金を守る重要事項になりますのでしっかりと勉強しましょう。