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FXに聖杯はあるのか?

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FXで100%勝てる方法があれば知りたい!

日々、FXのトレードで勝ったり負けたりを繰り返しているトレーダーのみなさんは
このように考えたことも1度や2度ではないと思います。

FXは長期的に見ると約9割のトレーダーが負けていて、撤退と新規参入を日々、繰り返しています。

しかし、かたや年間に何千万円と利益をあげ、
その状態を何年間も続けている百戦錬磨のプロトレーダーの存在がある以上、

「勝っている人たちしか知らない、まだ世に出ていない「聖杯」のようなものがあるのではないか?」

と考えたくなる気持ちもわかります。

ここでいう、FXにおける聖杯とは、トレーダーの実力や経験に関係なく、
誰もが実践すれば必ず利益をあげることのできる、再現性のある必勝法のようなものと定義しておきます。

果たして、FXにはプロトレーダーにしか知り得ないような魔法の「聖杯」はあるのでしょうか?

次章で詳しく解説していきます!

結論:FXに聖杯は存在しない!

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結論からいうとFXに「聖杯」は存在しません。

もしも、努力しなくても簡単に楽して100%勝てるようなトレード手法が存在したら、
みんなすぐに手を出してあっという間にその手法はトレーダーの間に知れ渡ることでしょう。

そして、みんながその手法を用いてトレードを始めるので、市場のバランスが崩れ、
飽和して思ったように勝つことはできなくなるでしょう。

つまり、その時点でもうその手法は聖杯と呼べなくなります。

逆説的ですが、現状のFXトレーダーの間に必勝法が知れ渡っていないことが、
なによりもFXに聖杯がないことの証明になります。

プロトレーダーのように安定して勝てるようになるには、長い時間をトレードの勉強に費やす必要がります。

しかし、膨大な時間をFXの勉強に費やし、その道を極めたプロトレーダーですら、
トレードで100%勝つということはなく、負けるときも当然あります。

プロトレーダーになるのに楽な裏技的な近道は存在しません。

うーん、ぐうの音も出ない…

テクニカル指標の良いとこ取りをしても聖杯にはならない

FXに聖杯はないと聞くと、

「いろんな種類のテクニカル指標を組み合わせれば、それぞれの弱点を補填しあって、
強いポイントを伸ばせるので、聖杯になり得るのではないか?」

と考えて反論したくなる人もいるでしょう。

そのように考えたくなる気持ちもわかります。

たしかにテクニカル指標は値動きを分析するテクニカル分析において大いに役に立ちます。

相場の流れを分析するトレンド系指標と、
売買の行き過ぎなどを判断してくれるオシレーター系指標というものがあって、
それぞれの指標はさらに細かく分かれています。

これらの複数ある指標を参考にすることはトレードを優位に働かせる1つの要因にはなりえますが、
指標をすべて組み合わせたところで聖杯にはなりえません。

なぜなら、それぞれのテクニカル指標は適材適所で効力を発揮するものだからです。

サッカーに例えるなら、ゴールキーパーはゴールを守る能力が高いからゴールキーパーをやっています。
フォワードは点を決めるオフェンス能力が高いからフォワードをやっています。

これをゴールキーパーにフォワードをやらせても、オフェンス能力が低いからまったく点を決めてくれません。逆にフォワードにゴールキーパーをやらせても、守備能力が低いので、
ゴールを決められ放題になってしまいます。

それぞれのテクニカル指標は得意な分野でのみ効力を発揮し、苦手な分野では効力を発揮しません。

これは指標を組み合わせたところで変わりません。

過去のデータを最適化したものは聖杯ではない

FXに聖杯はないと聞くと、

「過去のデータを最適化すればそのなかに聖杯と呼べる手法が隠されているのではないか?」

と考える人も出てくるかと思います。

しかし、過去のデータを最適化したところでトレードで100%利益を出せる必勝法は出てきません。

その理由は以下の2つあります。

  1. 優位性の認められない論理を優位性のあるものと誤認してしまうため
  2. 優位性のある論理を優位性のない論理と勘違いしてしまうため

FXにはバックテストといって、トレードの有効性を調べるために過去のデータを用いて、
ある特定の期間にどの程度、トレードのパフォーマンスがあったかを検証できるテストがあります。

ここで先程の1つ目の理由の

「優位性の認められない論理を優位性のあるものと誤認してしまう」

とは、バックテストのシミュレーションの最中に偶然、良い結果を得られたトレード理論を
他の期間でも万能的に有効であると認識してしまうという意味です。

しかし、そのトレード理論は別のシミュレーションではまったく優位性を証明できない
ということはよく起こりえます。

次に2つ目の理由の

「優位性のある論理を優位性のない論理と勘違いしてしまうため 」

についてですが、先程の理由とは反対に、
本来は利益を出しやすい優れたトレード理論であるにも関わらず、
シミュレーションの最中にたまたまあまり有効性を示せなかったために、
本来の理論の実力より過小評価されてしまい、
優位性のない論理と見なされてデータの最適化から外されてしまうという意味です。

過去のデータの最適化は、ある特定の期間に絞った、偏ったバックテストに依存するので、
ベストなスタメンを選べるわけではありません!

聖杯がなくてもFXで安定して勝っていくには?

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ここまでお読みいただいて、
FXには100%勝てる「聖杯」など存在しないことがお分かりいただけたと思います。

では、我々はFXで勝ち続けることは諦めなければいけないのでしょうか?

いえ、諦めるのはまだ早いです。

FXには比較的勝率が高く、安定して利益を出していける唯一の方法があります。

それはひたすら「優位性のあるトレード」を繰り返すことです。

ここからは優位性のあるトレードについて説明していきますね!

短期的なマーケットの規則性を利用する

FXで優位性のあるトレードを展開していくには、
単純な短期的マーケットの規則性を利用するのがもっともやりやすい方法でしょう。

FXはレバレッジの高さや、投資コストの低さから短期トレードとの相性が良いです。

そして、相場には必ず、マーケットの規則性というものが定期的に現れます。

マーケットの規則性はごく短期間でも存在するので、
早いうちから短期的なマーケットの規則性をいくつかピックアップして短期トレードと組み合わせて、
繰り返し取引していけば、トレードの収益は安定していくでしょう。

複数の戦略を立て、それぞれの戦略に分散投資する

短期的なマーケットの規則性を利用して複数のトレード戦略を事前に立てておきます。

そして複数の戦略でポートフォリオを組み、トレードしていくことで、
1つの戦略が優位性を保てなくなって思ったように利益をあげられなくなっても、
他の戦略のトレードがうまくいっていれば全体としては安定して利益を出し続けることが可能になります。

1つのトレード戦略に投資資金をすべて委ねるのではなく、
複数のトレード戦略に分散して資金を使うようにしましょう!

優位性のなくなったトレード戦略は見切りをつける潔さも重要!

短期トレードを積み重ねていくと、どこかでそのトレード戦略は優位性を保てなくなり、
利益をあげにくくなる瞬間が必ず訪れます。

相場は生きているため、トレード戦略にも寿命があるのです。

特に短期的なマーケットの規則性を利用したトレード戦略は必ず優位性を保てなくなる日が必ず訪れます。

そのときに、1つのトレード戦略に固執するのではなく、優位性のなくなったトレード戦略は潔く切り捨てて、まだ優位性を保てている他の複数のトレード戦略の構築に時間を割くようにしましょう。

トレードの世界も盛者必衰なのね

まとめ

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FXの世界に100%利益を出せる必勝法の「聖杯」が存在していればどんなに楽だったことでしょう。

しかし、聖杯があれば今頃トレーダーはみんな億万長者になっているはずです。

FXに聖杯がないと分かった以上、トレーダーは日々、地道にトレード戦略を勉強し、
ひたすら優位性のあるトレードを積み重ねていくしかありません。

「千里の道も一歩から」
と言われます。

地道なトレードの先にFXの神があなたに微笑む瞬間が訪れる日はそう遠くないかもしれません。